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KeyVi - Windows用 キーボードユーティリティ
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---最新版(Ver 1.1.0)---
バイナリ
ソース
---開発日記---
こちら
---更新履歴---
Ver 1.1.0 以下の点を追加
・キーバインドにShift+i, Shift+a を追加
以下の点を修正
・設定画面から「Add Application」時に「列 'Enable' はテーブル Application に属していません。」という
例外ウインドウが出る不具合を修正
・「プロセス モジュールを列挙できません。」という例外ウインドウが出る不具合を修正
Ver 1.0.0 以下の点を追加
・アプリケーションごとに各キーの有効/無効を設定する機能を追加
・キーバインドにw, Shift+w, gg, Shift+g を追加
Ver 0.1.1 以下の点を修正
・KeyViが起動しているとWindowsがシャットダウンできない不具合を修正
Ver 0.1.0 以下の点を追加
・キーバインドにCtrl+f, Ctrl+b, Ctrl+h, 0, $を追加
・動作設定機能の追加
・Ignoreモード(任意のアプリケーションをKeyViが無視する)の追加
・USキーボードでDisableモードに移行しない不具合を修正
Ver 0.0.2 以下の点を修正
・行削除
・行コピー機能
・アイコンの変更
・アイコン右クリックメニュー
【Esc】キー押下時の動作
Ver 0.0.1 基本バージョン完成
---概要---
KeyVi は、Windows上のすべてのアプリケーションにおいてvi likeな操作性を提供します。
---動作環境---
本プログラムは以下の環境にて動作確認を行っております。
・Microsoft WindowsXP Professional SP2 日本語版
---要求事項---
本プログラムの動作には、.NET Framework 2.0が必要です。
---インストール---
KeyVi_?.?.?.zipを解凍して、作成されたフォルダを任意のフォルダに移動するだけでOKです。
(【?】はバージョン番号)
---アンインストール---
インストール時に作成したフォルダを削除するだけでOKです。
KeyViはレジストリを一切使用しておりません。
---使用方法---
KeyViを起動すると、タスクバーにアルファベット1文字のアイコンが表示されます。
アイコンはKeyViのモードによって以下のように切り替わります。
・【I】 : Inputモード
・【C】 : Commandモード
・【X】(赤字) : Disableモード(KeyVi無効)
・【X】(黒字) : Ignoreモード(無視)
KeyViを終了するには、タスクバーのアイコンを右クリックして【終了】を選択します。
---各モードの説明---
各モードは以下の操作によって切り替えることができます。
・Inputモードで【Esc】を押す → Commandモードに移行
・Commandモードで【Esc】を押す → 【Esc】キーイベント発行
・Inputモードで【無変換】を押す → Commandモードに移行
・Commandモードで【i】を押す →Inputモードに移行
・Commandモードで【:q】【Enter】を押す →KeyVi無効モードに移行
KeyViの各モードの機能は以下の通りです。
●モード不問
・【変換】キーを押すとIMEのON/OFFが切り替わります
●Inputモード
ふつうにキーを押した通りのキーイベントが発生します。(【Esc】【変換】【無変換】キーを除く)
●Commandモード
・hjkl : カーソル移動(←↓↑→)
・Shift + hjkl : 選択しながらカーソル移動(Shift + ←↓↑→)
・y : コピー(Ctrl + c)
・yy : 行コピー(【↓】→ HOME → Shift + 【→】 + Home → Shift+End → Ctrl+c)
・p : ペースト(Ctrl + v)
・o : 現在行の下に行挿入し、Inputモードに移行(End → Enter → Inputモード)
・shift + o : 現在行の上に行挿入し、Inputモードに移行(Home → Enter → カーソル↑ → Inputモード)
・x : 一文字削除(Delete)
・Shift + x : 前の文字を一文字削除(Backspace)
・dd : 行削除(【↓】→ HOME → Shift + 【→】 + Home → Shift+End → Delete)
・u : 直前操作の取り消し(Ctrl + z)
・Ctrl + f : 1画面下にスクロール(PageDown)
・Ctrl + b : 1画面上にスクロール(PageUp)
・Ctrl + h : 前の文字を一文字削除(Backspace)
・0 : 行頭に移動(Home)
・$(Shift + 4) : 行末に移動(End)
・w : 次の単語に移動(Ctrl + 【→】)
・b : 前の単語に移動(Ctrl + 【←】)
・gg : 文頭に移動(Ctrl + Home)
・Shift + g : 文末に移動(Ctrl + End)
・Shift + i : 行頭に挿入(Home → Inputモード)
・Shift + a : 行末に挿入(End → Inputモード)
●Disable(KeyVi無効)モード
KeyViが無効になり、キーバインドがノーマル状態になります。(【変換】キーを除く)
KeyViを再度有効にするには、タスクバーのアイコンを右クリックして【KeyViを有効にする】を選択します。
一時的に誰かにキーボードを渡すときなどに使用してください。
●Ignore(無視)モード
特定のアプリケーションがアクティブになっている場合にKeyViが無効になり、
キーバインドがノーマル状態になります。(【変換】キーを除く)
設定画面の「アプリケーションごとの設定」でアプリケーション一覧に登録し、
「Enable」欄のチェックが外れているアプリケーションが対象になります。
対象のアプリケーションがアクティブになっていない場合、自動で従来のモードに戻ります。
---Copyright---
本プログラムはフリーソフトウェアです。自由にご使用ください。
なお、著作権は作者であるeasterが保有しています。
本プログラムは「vimouse」(http://sourceforge.net/projects/vimouse/)をベースとしており、
オリジナルのvimouseがMIT Licenceを適用しているため、それに倣い、MIT Licenceを適用いたします。
本プログラムの再頒布および改変、流用等は、ライセンスに抵触しない範囲において自由です。
このソフトウェアを使用したことによって生じたすべての障害・損害・不具合等に関しては、
私と私の関係者および私の所属するいかなる団体・組織とも、一切の責任を負いません。
各自の責任においてご使用ください。
---謝辞---
本プログラムの雛形となったvimouseの作者であるGenki Takiuchi氏、
本プログラムを開発するまでお世話になったXKeymacsの作者であるoishi氏、
本プログラムの核となるWin32.csとSystemHotKey.csを提供されているCodeProjectに
この場を借りて感謝を申し上げます。